メルボルンカップ当日は華やかな衣装に包まれた女性や正装姿の男性がメルボルン郊外のフレミントン競馬場にあふれる。
メルボルンカップのレースは午後三時出走だが、人々は午前中から競馬場にやってきて綺麗な芝生でピクニックを楽しんだり、高級ラウンジで仲間と寛いだりして贅沢な時を過ごす。
しかし、今年のメルボルンカップは違った。
ここしばらくメルボルンでは雨が降っていなかったが、この日は朝から昼にかけて非常に激しい雨が断続的に発生。高価な衣装を雨で台無しにする人が続出した。
普段オーストラリアで傘をさしたり雨合羽を着たりする人をまず見かけないが、今年のメルボルンカップは傘や雨合羽がマストアイテムになった。
午後三時の出走時には雨も上がり、レースは無事に終わった。日本から参戦したチェスナットコートは先頭から大きく離されてゴールした。
