南オーストラリア州で残酷な事件が起きた。アボリジニの血をひく非番の警官が友達と野生のウォンバットを追いかけまわして石を何度も投げつけて死に至らしめた。
南オーストラリア警察や動物愛護団体などがこの行為を大いに非難しているが、オーストラリアの先住民であるアボリジニたちはこの残忍な警官を擁護しているようだ。
この事件がおきた地域で力をもつアボリジニ部族の長によると、アボリジニたちは歴史的にウォンバットを狩ることを許されているのだそうだ。
獲物としてのウォンバット狩りはまだ理解できるとしても、この警官はそのためにウォンバットを殺したわけではないだろう。
部族のトップが同胞を守るために、平然とこのような言い訳をすることに大きな嫌悪感を抱いてしまう。