世界中から糾弾されたヘラルドサンの風刺画。

差別
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オーストラリアのメルボルンにヘラルドサンという大衆紙があり、その新聞の専属風刺画家、マーク・ナイトが世界中から非難されています。

マークは主に政治関連の風刺画を毎日ヘラルドサンに載せているのですが、全米オープンの決勝戦を見たマークは分厚い唇をしたセリーナが子供のように駄々をこねている絵を後日掲載しました。

すると、多くの有名アメリカ人やハリーポッターの著者までが差別的な絵だと非難しました。

大坂なおみが優勝した大会なので、日本でもこの風刺画はニュースになりました。

この風刺画はなければならないものではありませんが、風刺画とは皮肉をこめて世相を斬るものです。マークの風刺画は許容されるべき範囲内で描かれているのではないでしょうか。

分厚い唇が人種差別だと言っていますが、そこまで分厚く描かれていません。セリーナの唇はかなり分厚くそれを表現したまでです。

インタビューの最後にマークは「世界中が狂っている」と控えめに小さな声で冗談ぽく言っています。確かに今回の世界からのバッシングは行き過ぎな気がします。

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