マリエが島田紳助にやらせろと迫られたが拒否して干されたというニュースが話題になっています。
枕営業など日本では働く女性を軽視することが少なくありませんが、このようなセクハラの問題は日本に限ったことではありません。例えば、オーストラリアでは現在セクハラが非常に大きな問題となっています。
こちらの記事では以下の要点をまとめています。
- オーストラリアでは過去5年間で3人に1人が職場でセクハラにあっている
- 職場でのセクハラは男性より女性の方が受けやすい
- 先住民族のほうがそれ以外の人たちよりも職場でのセクハラを受けやすい
- 最もよくあるセクハラは性的な表現でのコメントや冗談、性的で不躾な質問
今日のセクハラ根絶の動きは #MeToo から始まったと思われますが、それに勇気づけられた一人の女性が2021年2月に自身の職場でのセクハラ体験を公表したことも大きく影響しています。
その女性 Brittany Higgins(ブリタニ-ヒギンズ)によると 2019年3月の金曜日夜、オーストラリア連邦議会内の防衛産業大臣室内で、防衛産業大臣について働いていた男性にブリタニ-はわいせつ行為をされました。
オーストラリアの職場の中には金曜日の夜に軽く一杯飲んで一週間を締めくくる習慣が残っていて、ブリタニ-の職場もそうだったようです。
当時24歳のブリタニ-は連邦議会メディアスタッフとして働いてまだ4週間しか経っていない新人でした。
ブリタニ-がわいせつ行為をされてすぐに警察に届けなかったのは仕事を失う恐怖があったからだそうです。